●北前船で賑わった浜田港
勇気と決断の石見人として象徴化されている
廻船問屋・会津屋八右衛門(1798〜1836)の活躍した外浦には、その頃21軒の廻船問屋があった。
また、外浦の日和山には天候や風向を観測する方角石が今も残っている。
●北前船(西回航路)
北前船は、奥羽地方の年貢米を大消費地である大坂・江戸へ送るために、
寛文12年(1672)に河村瑞賢によって整備された「西回り航路」(日本海航路)を往来した廻船で500石以上(約50トン)の船をいった。
18世紀から台頭し、幕末・明治前半期には飛躍的に増加し、大正期の山陰線の開通で終息した。
●中国地方の寄港地
鳥取県 ・賀露
島根県 ・美保関、温泉津、 浜田、隠岐
山口県 ・萩、下関、室住
広島県 ・広島、尾道、鞆
岡山県 ・玉島、岡山
●浜田港での積み荷
扱芋(こぎお・麻皮)、干鰯(ほしか・肥料)・銑鉄・半紙・塩サバ・焼き物・生蝋・瓦・塩しいら
●浜田港での揚げ荷
米・塩・砂糖・種油・酒・大豆・干鰯(ほしか)・昆布・板類・大麦・七島藺(畳表)・そうめん・繰綿・小豆・鰹節 |